キボシカミキリ

百万石蝶談会の嵯峨井氏によると「キボシカミキリは、金沢市内では1970年頃より頻繁に採集されるようになりました。イチヂクの大害虫で、発生時期では20, 30頭ぐらいは簡単らしいです。」とのことでした。故郷の滋賀県では、夏になるとイチジクや桑の木にうようよいたのであまり気にしていませんでしたが、確かに金沢ではあまり見たことがありません(写真は滋賀県で撮影したものです)。特殊な食草を食べる昆虫ではないので、狭い日本の国内でそんなに分布が偏っているというのも不思議ですが、1970年頃から現れたというのはどういうわけでしょうか。不思議ですね。なにか天敵がいなくなったのでしょうか。