石川-富山県境「霧」の中にひっそりと咲いている「ササユリ」です。最近、全国アチコチで盗掘が問題視されているシロモノですが、県立自然公園ということで山野草、特にこの「ササユリ」や「クマガイソウ」は採るなと、アチコチ看板が立っているのですが、何の効果も無し。この場所にこの夏、日参して採集、撮影の際にササユリの生育状況を楽しみにしていたサガイなのですが、ある日富山県農林組合の林道脇、雑草の一斉刈り込みをやった際にこの可憐な花も無残に刈り取られてしまい、真に情けない事でした。「何が自然保護だ、馬鹿馬鹿しい」と、感じるのは小生だけではあるまい。まあ、この百合の場合は根っこが残っているので来年出てくるとは思いますが。