ツマグロヒョウモン

昨年秋のツマグロヒョウモン大発生以来、ツマグロヒョウモンが土着して越冬しているのかどうかが、金沢の虫屋さんたちの興味の的です。百万石蝶談会の嵯峨井氏によると、

今年も採集あるいは、目撃確認をしています。間違いなく土着です。「越冬蛹」より羽化したものでしょう。5/18(火)笹川ポイント(笹川氏が発見した発生地)でツマグロヒョウモン2♀飛翔確認しています。採集はあえてしていません。5/22(土)笹川ポイントでゆっくり飛翔するツマグロ1♀を確認しております。2化に向けて、採集は控えております。飛翔するのを追いながら観察していても大きさはイマイチで大きいような気もしますが、ネットしないので分りません。昨秋の経験から一度ネットすると、放蝶した場合上部に舞い上がり2度と帰らない感じがしていて採集しないのです。近くの公園内の花壇の上部を雄大に飛翔する様は中々のものです。同日、午後14:00頃、笹川ポイント近くの畑の中で(レンゲ畑)モンキチョウとテリトリー合戦している♂を確認し、これはネットしました。かなり小型です。松井氏(百万石蝶談会)が塩屋海岸で採集した成虫も小型と聞いています。