蝶談会の嵯峨井様よりのお便り。
2000年の石川ギフチョウ初見日は4/1(土)でした。当日、小松市Yポイント、そして小松市Nポイント・・・・・・へとM氏、S氏、そして私が各々別々にガソリンの無駄使いをしながらいつの間にやら現地に集合という形になり、結局はちょっとの差で、嵯峨井・松井がYポイント駐車場沿いの山の斜面で1♂1♀確認したのが初見です。昨年のように「初見日当てっこのレース」もどきを松井氏主管でやるものですから、ついついそれに乗ってしまってレース優勝は結局嵯峨井でした。ちなみに昨年は3/24、金沢大学法学部の生田省吾先生でした。
ここ10数年の石川ギフ初見日一覧(松井作成の抜粋)と確認者名
1987.3.21 横山隆 1988.4.2 松井正人 1989.3.14 松井泰子 1990.3.10 嵯峨井淳郎 1991.4.4 嵯峨井淳郎 1992.3.14 松井正人 1993.3.21 松井正人 1994.4.3 嵯峨井淳郎 1995.3.24 生田省吾 1996.3.20 松田俊郎 1997.3.20 松井正人 1998.3.25 櫟原俊嗣 1999.3.24 生田省吾 2000.4.1 松井・嵯峨井 金沢近郊のギフチョウはここ5~10年くらいは発生がかなり早く、以前は4月一桁発生が当たり前でした。今年のギフチョウの発生状況は従前の状態に戻った感じがします。 2月に四回の積雪、3月に一回の積雪があったことによるものと思われます。しかし、降雪があったといっても、36,38,55,56豪雪に比べれば比較になりません。38豪雪なんか一晩で1m50~2m積もったのですから・・・・・この事(積雪による地域差)により 石川県内いたるところの産地で一斉に羽化発生していたものが、今年はダラダラと発生しながら標高を上げていく、採集者にとっては今週は何処何処、来週はあっちへと採集計画が組み立てやすくて便利であったと考えます。昨年などは金沢市内、一斉に発生したので大変でした。