5/21の日食。金沢では、部分日食しか見られませんでしたが、からっと晴れた日で、金沢城内には、早朝から日食を観察しようと多くの人が集まっていました。しかし、日食はフィルターがないと見えないんですね。絞って撮ってみましたが、ただの太陽にしか写らない。でも、明らかに異様な暗さです。側にいた親切な老夫婦が日食眼鏡を貸してくれて、それを見て殆ど金環日食に近い形状に驚愕しました。眼鏡をお返ししたので、日食は見えず、ずっといてもしょうがないということで、出勤の途に。バス停までの途中に白鳥路という小径で、木洩れ日が変な形をしているのに気付きました。なんと、全ての木洩れ日が日食の形をしていたのです。今まで気付きませんでしたが、木洩れ日というのは、1個1個が、木々の間を通過するときにピンホールの効果でできた太陽の反転写像だったのです。道や文豪の銅像(に映った日食)を撮りまくってる小父さんは、観光客の目に奇異に映ったことでしょう。






Comments
“日食の木洩れ日” への1件のコメント
[…] 2012年5月21日の北陸昆虫レポートに日食の木洩れ日の写真を投稿。https://insectlib.merl.jp/dappled-sunlight/ […]